近鉄南大阪線平日朝ラッシュ時ダイヤ【2025年2月22日ダイヤ変更】

6518F区間急行大阪阿部野橋

1．概要

近鉄南大阪線は平日朝ラッシュ時間帯の大阪阿部野橋着7時台に特急1本、急行4本、区間急行1本、準急8本、普通5本が運転されている。大阪阿部野橋着8時台には特急2本、急行1本、区間急行2本、準急8本、普通6本が運転されている。

近鉄南大阪線の平日朝ラッシュ時の2022年度データでは、最ピーク区間が北田辺～河堀口間で、最ピーク時間帯は河堀口着7時32分から8時32分の間となっている。輸送力は18,221人で、輸送量は20,050人で、混雑率は110%となっている。2022年度時はコロナ禍の影響もあって輸送量が大幅に減少していた。

2．2025年2月22日ダイヤ変更

2025年2月22日ダイヤ変更では以下の変更があった。
吉野発5時47分の急行大阪阿部野橋行きは橿原神宮前始発に変更された。
河内長野発7時28分の急行大阪阿部野橋行きは準急に変更された。
近鉄御所発7時15分の準急大阪阿部野橋行きは古市発7時57分の準急大阪阿部野橋行きに変更された。
橿原神宮前発7時50分に普通古市行きは準急大阪阿部野橋行きに変更された。

3．特急

26401F

特急は吉野、橿原神宮前～大阪阿部野橋間で運転されている有料列車で、ラッシュ時には最大8両編成で運転されていたが、2024年3月16日ダイヤ変更で最大編成両数は6両になった。特急は上り6時台から9時台まで、古市にも停車する。それ以外は昼間の特急と変わりはない。

特急は2024年3月16日ダイヤ変更で、吉野発6時02分、大阪阿部野橋着7時23分の列車が汎用特急車からさくらライナー4両に変更された。吉野発6時47分、大阪阿部野橋着8時14分の列車がさくらライナー8両編成から汎用特急車6両に変更された。ピーク時間帯の特急は4両、6両での運転となり、ピーク前後には2両編成での運転となっている。

4．急行

6522F急行大阪阿部野橋

急行は大阪阿部野橋着7時台に吉野発1本、橿原神宮前発が2本、河内長野発が1本運転されている。2024年3月16日ダイヤ変更で河内長野発の急行1本が準急に変更されて1本減少した。2025年2月22日ダイヤ変更で吉野始発が1本橿原神宮前始発に変更されている。
大阪阿部野橋着8時台には吉野発1本が運転されている。2025年2月22日ダイヤ変更で河内長野始発の急行1本が準急に変更された。
2021年7月3日ダイヤ変更で新設された吉野発古市行き急行が1本運転されている。この電車は古市から準急に変身して大阪阿部野橋まで運転されている。
急行は6・7・8両で運転されている。河内長野始発の急行は一部5両編成で運転されている。急行の停車駅は橿原神宮前までの各駅、高田市、尺土、古市。河内長野始発は古市までの各駅に停車する。

5．区間急行

6702F区間急行大阪阿部野橋

区間急行は大阪阿部野橋着8時台に1本のみ運転されていたが、2024年3月16日ダイヤ変更で2本増発された。
大阪阿部野橋着7時台に1本、同8時台に2本の運転となった。いずれも橿原神宮前始発で運転されており、橿原神宮前から尺土までの各駅と古市に停車する。区間急行は6両編成で運転されている。

6．準急

6123F準急大阪阿部野橋

準急は河内長野、富田林、橿原神宮前、近鉄御所から運転されている。橿原神宮前始発の準急は大阪阿部野橋着7時台に1本のみで、8時台には運転がなかったが、2025年2月22日ダイヤ変更で8時台に1本が増発された。橿原神宮前発の準急は古市で、長野線からの準急と併結する。この時間帯準急を補完する普通が尺土や古市まで運転されている。
近鉄御所始発の準急は大阪阿部野橋着7時台に3本、8時台に2本が運転されている。大阪阿部野橋着7時台の1本は単独運転だが、その他の列車は古市で長野線からの列車と併結する。2025年2月22日ダイヤ変更で近鉄御所発7時15分の準急が廃止された。
長野線直通の準急は大阪阿部野橋着7時台に河内長野発3本、富田林発3本が運転。同8時台には河内長野発4本、富田林発3本が運転されている。2025年2月22日ダイヤ変更で、急行から準急への変更により河内長野発の準急が8時台に1本増加している。

7．普通

6149F普通大阪阿部野橋

普通は藤井寺始発で、7時台に5本、8時台に6本が運転されている。普通は準急を補完する橿原神宮前〜尺土、古市間にも運転されており、御所準急や長野準急に連絡している。河内松原で準急と緩急接続を行い、河内天美、今川で特急、急行、区間急行、準急の待避を行う。ピーク時間帯には優等列車の運転が多くなるので、2本待避を行うことが多くなる。