JRゆめ咲線（桜島線）ダイヤ【2025年3月15日ダイヤ改正】

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1．概要

ゆめ咲線ダイヤはデータイムは線内運転のみで、朝夕の時間帯には西九条から大阪環状線に直通する電車も運転されている。大阪環状線直通電車は2022年3月12日ダイヤ改正までにコロナ禍などの影響もあり大幅に数を減らしている。ゆめ咲線電車は全て323系8両編成で運転されている。全て3扉ロングシート車で、定期列車の転換クロスシート車の乗り入れはない。

2．2025年3月15日ダイヤ改正

2025年3月15日ダイヤ改正ではJRゆめ咲線ダイヤに大幅な変更はなかった。2025年4月13日に開幕した大阪関西万博輸送のため、4月2日から10月13日までの期間に新大阪～桜島間のエキスポライナーを運転している。臨時列車のため万博閉幕後の運転はないが、ユニバーサルシティへの利便性も高いので、この手の臨時列車の運転は今後もあるかもしれない。

3．データイムダイヤ

ゆめ咲線電車はデータイム15分毎の運転となっている。線内折り返し運転のみで、全ての電車が323系8両編成で運転されている。平日ダイヤでは下り桜島方面行きが西九条発10時20分から16時03分までの間、上り西九条方面行きが桜島発10時10分から16時02分までの間は線内運転のみとなっている。コロナ感染が縮小し、規制が緩和されて人の行き来が活発になってきている。インバウンドも増加しており、コロナ禍により減便された現行ダイヤで混雑が悪化しないか懸念される。

西九条での大阪環状線との乗り継ぎは、下り桜島行きは内回り、外回りともに大和路快速と1分で連絡している。上り西九条着の電車は内回りが関空快速と1分で連絡、外回りが大和路快速と7分で連絡している。

4．平日朝ラッシュ時ダイヤ

平日朝ラッシュ時間帯上りは線内運転のみで、上り桜島発7時台に10本、同8時台に9本が運転されている。下りは西九条発7時台には9本、同8時台に8本が運転されている。下りは7時台に1本、8時台に2本が大阪環状線からの直通電車となっている。8時台は3本が直通電車で設定されていたが、2024年3月16日改正でh1本が線内折り返しとなり2本のみの直通となった。上りは8時台に2本が大阪環状線に直通しており、1本が京橋、もう1本は天王寺まで運転されている。

5．平日夕方ラッシュ時ダイヤ・夜間ダイヤ

平日夕方ラッシュ時間帯は下り西九条発17時台に8本、18時台に8本、19時台に8本が運転されている。毎時8本中4本が大阪環状線直通になっている。2023年3月18日改正では線内折り返しと大阪環状線直通の時刻が振り替えられている。
平日ダイヤ20時台では8本が運転されているが、2022年3月12日ダイヤ改正で運行形態が変更された。改正前は大阪環状線直通が4本運転されていたが、これがすべて線内運転に変更され、下り大阪環状線直通は西九条発19時57分が最終となり、以降は線内運転のみとなった。上りも同様に20時以降の大阪環状線直通電車が減便された。
21時台は下り7本、上り8本が運転されている。上りのうち1本は天王寺直通となっている。それ以外はすべて線内運転となる。22時台は下り4本、上り5本
の運転で、上り1本が大阪環状線直通で、他は全て線内折り返し運転となる。上り桜島発22時17分の天王寺行きが大阪環状線直通の最終になり、それ以降は上下電車とも線内運転のみとなる。
23時台には下り3本、上り2本が運転されている。0時台には上下とも1本が運転されている。最終電車は下りが西九条発0時14分、上りが桜島発0時00分となっている。上下とも2022年3月12日ダイヤ改正で4分繰り上がっている。下り最終は西九条で大阪発0時02分の大阪環状線内回り最終電車と連絡している。上り最終は西九条で同駅発0時14分の大阪環状線外回り最終の大阪行きに連絡している。

6．2025大阪関西万博輸送

221系NB804エキスポライナー

2025年3月15日ダイヤ改正から大阪関西万博輸送として臨時列車エキスポライナーの運転を開始した。大阪関西万博は4月13日から10月13日まで開催される。エキスポライナーは新大阪から梅田貨物線を通り、西九条からゆめ咲線に乗り入れてユニバーサルシティ、桜島まで運転される。新大阪～桜島間に毎時1本程度が運転され、途中大阪、ユニバーサルシティに停車する。桜島からはシャトルバスで万博会場がある夢洲へ向かう。
平日は朝の桜島行き3本に221系8両編成が充当されるほかは、323系8両編成が運用されている。平日は下り14本、上り12本が運転され、土休日は下り14本、上り12本が運転されている。新大阪～桜島間の所要時間は上下とも17分となっている。ユニバーサルシティにも停車するため、新大阪や大阪からUSJへ向かう旅客にも便利な列車となっている。