【内部線終点の一つ手前の小駅はおごそと読む】
あすなろう鉄道内部線小古曽駅は三重県四日市市にある。終点の内部の一つ手前にある駅で駅周辺は四日市市郊外の住宅地が広がっている。電車はデータイムに毎時2本30分毎の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台に4本が運転。平日夕方ラッシュ時下り18時台には2本が運転されている。小古曽駅は1922年1月10日に三重鉄道の日永から当駅までの延伸とともに開業した。同年6月21日に内部まで延伸されて中間駅になった。1944年1月に営業休止となった。1959年5月に内部方に100m移設して営業を再開した。1964年2月1日に三重交通が三重電気鉄道に鉄道事業を譲渡して同社の駅となった。1965年4月1日に近畿日本鉄道に合併され、同社の駅となった。2015年4月1日に四日市あすなろう鉄道に移管され、駅などの施設は四日市市の所有となった。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は3両分ある。
改札は無人化されており、運賃は車内で精算するため自動改札機、自動券売機は設置されていない。同じナローゲージ路線で三岐鉄道に譲渡された北勢線では自動改札機や自動券売機が整備されたが、あすなろう鉄道では車両の更新などに力を入れており、駅設備は近鉄時代からほとんど変わっていない。
出口は1ヶ所で、駅西側に出られる。
自然発生的な駐輪場以外は特に何もなく、駅周辺は住宅地になっている。
小古曽 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 162 | 107 | 56 | 65.7% |
2007年度 | 186 | 120 | 65 | 64.8% |
対07年度比 | 87.5% | 88.8% | 85.2% |
小古曽駅の2017年度1日あたりの乗車人員は162人で、うち定期利用者は107人となっている。定期比率は65.7%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で12.5%減、定期利用者は11.2%減、定期外利用者は14.8%減となっており、減少傾向にある。