会社名 | 神戸新交通 |
形式 | 1000型 |
使用線区 | 六甲アイランド線(六甲ライナー) |
制御方式 | 可逆式サイリスタレオナード回生ブレーキ付制御 |
主電動機 | 直流直巻電動機110kW |
ブレーキ | 電磁直通式空気制動装置(保安ブレーキ・駐車ブレーキ付) |
台車 | KW108(空気バネ式ボルスタレス台車) |
設計最高速度 | 60km/h |
加速度 | 3.5km/h/s |
減速度(通常) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4.5km/h/s |
製造初年 | 1990年 |
電気方式 | 交流600V/60Hz |
保安装置 | ATC、ATO |
座席定員 | 42人 先頭車 |
46人 中間車 | |
扉枚数/座席形状 | 8m級1扉ロングシート(運転台後部クロスシート) |
所属 | 六甲島検車場 |
編成 | 4両 |
既存両数 | 44両 |
製造メーカー | 川崎重工業 |
1.概要
神戸新交通1000型は、1990年(平成2年)2月21日に六甲アイランド線開業と同時に4両編成9本36両が運用を開始した。
先輩格となるポートライナーは6両編成だが、六甲ライナー1000型は4両編成となった。将来の6両編成化を見込んで300番と400番が欠番となっている。
神戸新交通1000型 | 4両編成 | 44両 | |||
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←マリンパーク | 住吉→ | ||||
1100Tc | 1200M | 1500M | 1600Tc | 製造年月 | 製造メーカ |
1101 | 1201 | 1501 | 1601 | 1990年1月 | 川重 |
1102 | 1202 | 1502 | 1602 | 1990年1月 | 川重 |
1103 | 1203 | 1503 | 1603 | 1990年1月 | 川重 |
1104 | 1204 | 1504 | 1604 | 1990年1月 | 川重 |
1105 | 1205 | 1505 | 1605 | 1990年1月 | 川重 |
1106 | 1206 | 1506 | 1606 | 1990年1月 | 川重 |
1107 | 1207 | 1507 | 1607 | 1990年1月 | 川重 |
1108 | 1208 | 1508 | 1608 | 1990年1月 | 川重 |
1109 | 1209 | 1509 | 1609 | 1990年1月 | 川重 |
1110 | 1210 | 1510 | 1610 | 1993年4月 | 川重 |
1111 | 1211 | 1511 | 1611 | 1998年1月 | 川重 |
2.車体
車体はアルミ製で、クリームをベースとしてコーポレートカラーであるグリーンのラインを巻いている。
フロントは角型だった8000形に対して丸みを帯びた形状となった。
座席は先頭部がクロスシートで、先頭車後部側と中間車はロングシート。
マリンパーク方面行き右側の側窓には瞬間くもりガラスが採用されている。
3.主要機器
電源は側方集電方式で交流三相600V。
主電動機は定格出力110kW。
制御装置は可逆式サイリスタレオナード回生ブレーキ付。
制動装置は電磁直通式空気制動装置。保安ブレーキ、駐車ブレーキ付。
台車は中子式気体入りゴムタイヤ。
4.車両来歴
01から09編成は1990年の開業時に製造された。10編成は1993年、11編成は1998年に製造され、これにより4両編成11本の陣容となった。
2018年から3000形新製により、1109Fから廃車が始まった。2022年7月現在、1101F、1102F、1105F、1106F、1109Fが廃車になっている。また、1103Fと1104Fも運用を離脱している。
- 1101F
- 1102F
- 1103F
- 1104F
- 1105F
- 1106F
- 1107F
- 1108F
- 1109F
- 1110F